オングストローム

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(天気・天候・身辺)

 忍び寄る 秋の気配。 すり減った味覚が、 多少は戻り始めたかな?

 21日(日) 起床時 電線雨滴。 「傘」→「雲」→「傘」。 27℃を下回る。 惰性の薄着には、きょうは 多少は 肌寒いか。 21日(月) 夕刻に「傘」。 気温は29℃まで。

 以後1週間ほど、 予報に「傘」なし。 気温は32℃まで。 夏、ぶり返す?

 前線は 九州北部、四国、近畿南部をよぎる。 その北側は、 「低」「高」 でこぼこ。 白雲広がり、 その中に、 いささかの雨雲も。  高気圧は 沖縄の東。  南に熱低。 高気圧がつくる舌に向かって、 西北進する。


(SACLAにおもうこと)

 播磨科学公園都市(兵庫・佐用町)の SACLAが、来春から、本格的運用に入る(きのうの日記)。 すでに今年の試用段階で、 解像度 0.8オングストロームを実現した *1。 物質の原子は、オングストロームの世界だから、 それは 人間が、 物質の基本単位である原子を、 自由に操作する可能性を 開いたことになる。

 言い換えれば、 「神の領域に手を突っ込んだ」 ことに ほかならない。 その姿は、 自然の中で、 自然によって 生かされて 生きる人間のイメージとは、 真っ向から対立する。 こんなことを やり始めて大丈夫か。 ・・・・・ 「福一」の顛末に懲りて、原子力の悪魔視が 日本のみならず、 世界にも 広がる一方で、 SACLAをめぐる成り行きは、 そのまま 双手を上げて 歓迎してよいものなのか。

 原発とサクラ。 ミクロの世界の解明と、 その利用に 突き進む人間の営みは、 いわば 「人間の業(ごう)」 のようなものかも知れぬ。 おそらくは、 止めようたって、 止められない。   

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*1: オングストロームは、長さの単位。 100億分の1 (10の マイナス10乗) メートル。 記号 Å 。 
昨日までの累計アクセス数=80,578。 ご訪問ありがとうございます。


分子の大きさや、原子間の距離、原子の直径などを表す単位としては、
オングストローム(Angstrom)が使われています。

「国際単位系(SI)」には入っていない長さの単位ですが。

Wikipedia の「オングストローム」では、

  国際単位系(SI)の正式な単位とはされていないが、
  広く使われていることからSIでは暫定的に併用することを認めている。

とありました。


昔、習ったときは10の-10乗メートルのことでした。
今では、正確には、1.0000002×10の-10乗メートルのようですね。

SI単位で表すと、0.1 ナノメートル(nm)、または 100 ピコメートル(pm) になります。


「化学部活:エタノール」で作った構造の中で、
結合しているC(炭素)(Atom#1)とO(酸素)(Atom#3)の距離は、1.3985 Angstrom
と表示されました。

なお、水素原子の直径は、0.5 Angstrom だそうです。

と云うことで、2日目(?)終了です。

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