岡山大とベネッセHDが「グリーンフェライト」による太陽電池開発で連携協定を締結、2,000万円の資金提供により2013年の実用化を目指す
・岡山大学
・ベネッセホールディングス
の2者が6月27日、岡山大が知的財産権を保有する酸化鉄化合物「グリーンフェライト(GF)」を用いての次世代型太陽電池の開発に向け、連携協定を締結したとのこと。
(ニュース記事)
・次世代太陽電池の研究を加速 岡山大とベネッセが協定 - 山陽新聞地域ニュース
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2011062712531355/
上記URL先ページによると、今回の提携の概要は、
・研究・開発の体制:
・岡山大学大学院自然科学研究科の池田直教授(放射光科学)のグループが進める。
ベネッセ社からの資金により、専従スタッフを獲得する。
・研究成果をオープンなものとするため、2012年にも管理企業を設立する方針。
・将来的には、岡山県内企業によるEV試作プロジェクト(2011年6月上旬に始動)との連携も視野に入れる。
・開発の予定・目標:
・2011年末までに試作品(1cm角程度)を作成する。
・実用化は、2013年までの実現を目指す。
・資金:
ベネッセ社が、3年間で計2,000万円を提供する。
等となっています。
またニュース記事では、
(岡山大学の森田学長)
・「岡山大にとって大きなチャンス。
研究成果を社会に早く還元する」
(ベネッセHDの福武会長)
・「協定をきっかけに幅広い分野で協力したい」
とのコメントが紹介されています。
GFを用いる太陽電池の研究開発においては、目標の1つとして数百円/m2の製造コストの実現が挙げられているので、提携の締結により、実用化に向けて取り組みが加速されることを強く期待したいです。
岡山大大学院自然科学研究科池田直教授のチームが「グリーンフェライト(GF)」という新型太陽電池を開発-赤外線発電に大きな前進
下記の記事が出ている。
光吸収100倍の太陽電池を開発 岡山大、生活排熱で発電も
産経ニュース: 2011.9.19
http://sankei.jp.msn.com/science/news/110919/scn11091916400001-n1.htm
これまで無駄に熱エネルギーとして浪費していた分を電気エネルギーとして利用可能になりそうだ。
とても素晴らしい!
大いに期待している。
http://newsofsolarcell.blog.shinobi.jp/Entry/3482/
http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-3b2c.html
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