ブラビア

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ソニーは、2007年(平成19年)9月から2008年(平成20年)8月にかけて製造した液晶テレビ「ブラビア」5機種に発火の恐れがあるとして無償点検・修理を行うと発表しました。

製品内部の部品に製造上の不具合があり、使用を続けていると劣化して発熱、発火する可能性があります。使用中に電源が切れ、スイッチのオン・オフを繰り返していたところ発火してテレビ本体を焼損する火災が重大製品事故として消費者庁に報告されているほか、製品評価技術基盤機構にもテレビ本体の上部が溶融する事故を10件把握しています。海外でも同じ部品を使った類似構造の製品が販売されていて、国内分を合わせて約160万台が出荷されていますが、海外では事故の事例はないとのことです。

ソニーでは専用窓口で点検の申し込みや問い合わせを受け付けます。また、点検を受ける前の製品を使用中に異音や異臭、発煙などの異常があった場合は直ちにスイッチを切り電源コードをコンセントから抜くよう呼びかけています。なお、電源を切った状態では事象が起きないことを確認しているとのことです。

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