世界体操

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世界体操男子団体総合決勝が行われ(東京体育館)、日本は273.093点で銀メダルを獲得した。
 予選ではトップだった日本は、最初の種目「床」を3位でスタート。続くあん馬では、小林研也が途中落下するなど波に乗れず、5位と遅れてしまった。しかし吊り輪で立て直し4位とした後、ポイントを稼ぐ跳馬でトップバッターの内村航平が、予選では着地に失敗する要因となったふくらはぎのけいれんの不安を払しょくする見事な演技で、この日、そこまで自身最高の16・200をたたき出して勢いに乗った。続く、スペシャリスト沖口誠も16.100、最後に演技した山室光史は16・400の高得点で、4種目終えて2位のロシア、ライバル3位の中国を抜いてついにトップに立った。
 5種目目の平行棒では、鉄棒で点を稼いだ中国に抜かれ、1位中国、2位日本で金メダルをかけて最終種目へ。得意の鉄棒で、田中佑典が落下、最後の演技者となったエース内村も離れ技で落下したため点が伸びず、逆に床で得点を稼いだ中国に逃げ切られた。
日本は昨年に続き団体銀メダルで、中国が275.161点で5連覇を達成した。アメリカは銅メダルを獲得した。

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