グレートラビット

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ベルリン映画祭の短編部門で銀熊賞をとった和田淳監督のアニメ映画「グレートラビット」、YouTubeに予告編があった。なかなか面白そうというか、個性的な映像。

★ベルリン映画祭、銀熊賞に日本人監督アニメ「ユニークで超現実的」 - MSN産経ニュース => http://bit.ly/xPQZnF

★グレートラビット 'The Great Rabbit' 予告編



第62回ベルリン国際映画祭の主要賞の授賞式が18日(日本時間19日)開かれ、短編部門で和田淳監督(31)によるフランスのアニメ映画「グレートラビット」が最高賞に次ぐ銀熊賞(審査員賞)を受賞した。
和田さんは神戸市出身でロンドン在住。独学でアニメを制作し始め、これまでにも国際的な短編映画祭で受賞歴がある。
作品は、シャープペンシルで描かれたウサギやふくよかな人物のユニークな動きが特徴。ウサギを崇拝する人々が描かれ、現代社会で無意識のまま何かに服従させられる様を滑稽に表現した。既にドイツ、フランスでのテレビ放送も決まっている。

13歳以下向け映画部門では、今泉かおり監督(30)の「聴こえてる、ふりをしただけ」が子供審査員による特別表彰を受けた。
2児の母親で看護師でもある監督が、育児休暇中に撮った長編デビュー作。母親を突然の死で失った小学生の少女が、喪失感や厳しい現実と向き合い、幼心に信じていたものに別れを告げて成長する物語。子供の繊細でしなやかな心理を見事に描き出している。
今泉監督は「上映されるだけでも、うそみたい。一生の思い出です」と話した。
14~17歳向けの部門では、平林勇監督の短編アニメ「663114」が特別表彰を受けている。
また革新的な作品を対象にしたフォーラム部門に日本から出品されたヤン・ヨンヒ監督の「かぞくのくに」が国際アートシアター連盟賞を受賞した。

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