白百合学園

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Q.帰国生に対する入学後のクラス配置・授業体制は一般生(国内生)と異なっていますか。
A.1学年4クラス編成で、各クラスに一般入試による国内生、帰国生、併設小学校からの入学者が均等に振り分けられます。授業もこのホームルーム単位で受けます。ただし、英語は25名前後、フランス語は15名前後でのクラス編成になります。
Q.帰国生に対する英語の授業は一般生(国内生)と異なっていますか。
A.一般生徒と同じクラスです。本校では第一外国語として英語か、フランス語のいずれかを選択することになっているので、英語の既習者は中学で第一外国語としてフランス語を選び、高校で第一外国語を英語に変えることが多いです。教科書の「プログレス」は内容が濃く、授業の進度も速いので、海外経験が2年程度の帰国生は、英語を選択し、楽しみながら、実力を伸ばしています。中学3年からは習熟度別クラスとなります。また、中学3年の第二外国語としての英語の授業では帰国生クラスが作られます。
Q.帰国生に対してキャッチアップとしての補習授業を行っていますか。
A.帰国生だからと言うわけではなく、理解不足と思われる生徒にはそれぞれの教科で昼休みや放課後に追試や補習などを行っています。
Q.帰国生が入学後、彼らを指導する上でもっとも気をつけていることは何ですか。
A.入学当初は、日本の生活や学校に慣れていなかったり、日本語の学力不足、小学校における理科や社会の既習事項が違ったりするためにその生徒本来の力が出せないでいることが多く、海外での体験も様々です。ご家庭と連絡を取り、必要なことは手助けをしながら、長い目で見守るようにしています。

Q.帰国生の進学実績を具体的に調査していれば、その具体的な結果をお教えください。
A.過去3年間(2009~2011年)の進学先です。
【文系】 東京大(3) 一橋大(2) 東京外語大(3) 早稲田大(4) 慶應大(5) 上智大(3) 青山学院大(2) 日本大(1)
【理系】 東京大(1) 信州大(医)(2) 新潟大・宮崎大(医)(各1) 日本医大(1) 早稲田大(1)
Q.帰国生が貴校に入学するにあたって、事前にしっかり認識しておいてほしいことは何ですか。
A.学園生活のすべてはキリスト教精神に基づいており、将来すすんで社会に貢献できる女性を育てるという本校の教育方針を理解した上で受験してくださるよう願っています。
Q.帰国生に望む「海外で学んできてほしいこと」は何ですか。
A.現在海外で学んでいる学校での学習にしっかり取り組み、積極的に海外ならではのいろいろな体験をなさって下さい。そうした経験を通じて得た広い視野と自信は日本の学校生活で、そして後の人生で必ず役に立ちます。
Q.帰国生やそのご家族に伝えたいことがあればお書きください。
A.本校では年に数回の学校説明会や見学会を行っていますが、日程が合わない方は、個別対応もいたしますので、どうぞご連絡下さい。
Q.これまで受け入れてきた帰国生を見て、帰国生のもっともすばらしいと思われる点はどのような点ですか。
A.前向きであきらめないこと、既存の価値観にとらわれず、自分の将来を考えることができる人が多いことです。
Q.帰国生が入学するにあたって、必ず喜んでもらえそうなことは何ですか。
A.本校は創立以来帰国生を受け入れており、また全員が英語フランス語の2ヶ国語を学んでいます。また、一般生の中にも海外経験のある生徒が何名もいますので、帰国生の方も自然に溶け込める雰囲気です。
Q.帰国生に対しての具体的な受験準備のアドバイスをお願いします。
A.帰国入試の問題は一般入試とは異なります。国語と算数は基礎力をみる問題、英語は英語圏の現地校に2年通学なさったことを想定したレベルの問題です。詳しいことは説明会などでお伝えしています。

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